私も２０年以上、この仕事をしてきて梨状筋症候群で悩む方をたくさん見てきました。

一般的に梨状筋症候群とは症状を起こしている要因であって根本的な原因ではありません。梨状筋症候群と言われても、しびれや痛みが出ているところが違っていたりします。

名前にとらわれずしっかり原因を探し出し改善していく必要があります。

症状としてあげられるものは

• 長時間立っているとお尻から足先にしびれや痛みが出る
• 長時間座っているとお尻から足先が痛くなるので座れない
• 歩いていると途中休みたくなる
• 靴下を履くような体を前に屈める動きができない
• 寝返りや体を伸ばす動きが痛くてできない

などがあります。

上記の一つでも当てはまる場合は梨状筋症候群の可能性があります。

梨状筋症候群は放って置いても改善することは無く時間が経つにつれて症状が重くなって改善までに時間がかかってしまいますので早めに施術を始めることが一番の近道になります。

特に女性は、骨盤の形状やホルモンバランスの変化、生活習慣の影響を受けやすく、梨状筋症候群が発症しやすい傾向があります。以下では、女性が梨状筋症候群になりやすい主な原因について詳しく説明します。

1. 骨盤の形状と姿勢の影響

女性の骨盤は男性に比べて幅が広く、梨状筋やその周囲の筋肉に負担がかかりやすい構造をしています。特に長時間座り続けるデスクワークや、悪い姿勢で生活していると、梨状筋が過度に緊張しやすくなり、坐骨神経を圧迫することがあります。

また、ヒールの高い靴を日常的に履いていると、骨盤が前傾し、腰や臀部に不自然な負担がかかるため、梨状筋の緊張を引き起こしやすくなります。

2. ホルモンバランスの変化

女性は、月経周期や妊娠、更年期など、ライフステージごとにホルモンバランスが大きく変わります。このホルモンバランスの変化が、筋肉や関節の柔軟性に影響を与え、筋肉が硬くなりやすい状態を引き起こします。

特に妊娠中は、体重が増えることで骨盤や腰への負担が大きくなり、梨状筋が緊張しやすくなります。また、産後は骨盤が不安定な状態が続くため、筋肉や神経が圧迫されやすく、梨状筋症候群を発症するリスクが高まります。

3. 筋力不足と運動不足

現代のライフスタイルでは、デスクワークや家事、育児に忙しく、運動不足に陥りやすい女性が増えています。特に、臀部や股関節周辺の筋力が不足すると、姿勢を支える力が弱まり、梨状筋に過度な負担がかかることがあります。適切な筋力がないまま長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉の緊張が増し、梨状筋症候群の原因となります。

4. 過度のストレスと疲労

ストレスや疲労が蓄積すると、筋肉が緊張しやすくなり、血流が悪くなることがあります。特に梨状筋は臀部の奥深くにあるため、緊張が解けにくく、硬くなった筋肉が坐骨神経を圧迫しやすくなります。特に、ストレスが長期間続くと、無意識に体に力が入りやすくなり、筋肉が硬直することで、症状が悪化することがあります。

5. 妊娠・出産による体の変化

妊娠中は、体重の増加やホルモンの影響で骨盤周りの筋肉に大きな負担がかかります。また、胎児の成長に伴い、骨盤が開くことで梨状筋が過度に引っ張られ、神経を圧迫しやすくなります。出産後も、骨盤の緩みが続くため、梨状筋に負担がかかりやすく、梨状筋症候群を引き起こすリスクが高まります。

6. 育児や家事での体の使い方

女性は、育児や家事において、特定の動作や姿勢を長時間続けることが多く、梨状筋に負担をかけやすいです。例えば、赤ちゃんを抱っこする際に体を片側に傾けたり、重い物を持ち上げる動作が繰り返されると、梨状筋が硬直し、神経が圧迫されることがあります。

その他の症状として分類されるものには以下のものがあります。

腰部脊柱管狭窄症

背骨から神経が出てくる所を椎間孔といって脊椎と脊椎の間で作られる穴が何かが原因で狭くなっていることによって体を伸ばした瞬間にさらに圧迫が加わり神経を圧迫し痺れが出てくるといった状態です。腰の骨は5個の骨で作られておりその骨の間一つ一つから神経が出ています。生まれつきや骨の変形のパターンもありますが1%程でほとんどの方は普段の仕事の動作や癖によって脊椎間が狭くなってしまうことにより発症します。背骨を支えるために様々な筋肉や靭帯が引っ付いていますがこの筋肉などが硬くなってしまい伸びなくなってしまい圧迫されることが多くなっています。病院のレントゲンで狭くなっているから私のは改善しないとは思わず狭くしている原因を取り除くことでしっかり改善することはありますので諦めないでください。

椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間にはクッションがあり椎間板といいます。中にはゼリー状の物で髄核と言われる物がありますがこれが背骨の圧迫ストレスにより飛び出してしまい神経に触れてしまっている状態です。特に同じ姿勢や同じ動き(特に前屈み)をすることにより起こることが多いのですが背骨を支える筋肉が疲労してくることによって筋肉に伸びが出ず常に引っ張り続けていることにより椎間板に圧迫ストレスを加え発症することが多いので飛び出している髄核を取り除いても根本原因が取れていないと解決には至っていませんのでしっかり根本原因まで取っていく必要があります。

1. 骨盤と梨状筋の精密な調整 〜女性の骨盤に特化した施術〜

女性の骨盤は男性に比べて幅が広く、不安定になりやすいため、梨状筋症候群が発生しやすいです。当院では、女性特有の骨盤の形状やライフステージに応じた精密な骨盤矯正を行います。特に妊娠中や出産後に骨盤が歪んでしまった方に対して、負担をかけずに安全に骨盤と梨状筋を調整する技術を持っています。

他院では一般的な矯正にとどまりがちですが、当院では、梨状筋と骨盤のバランスを整えることで、神経への圧迫を根本から解消し、痛みやしびれを効果的に取り除きます。

2. 神経の圧迫を直接解放 〜痛みの原因を根本から取り除く施術〜

梨状筋症候群は、坐骨神経の圧迫による痛みやしびれが特徴です。当院では、梨状筋による神経圧迫を直接解放するために、高度な手技療法を導入しています。これにより、痛みの原因に直接アプローチし、即効性のある改善を目指します。

多くの整骨院や整体院では、表面的なマッサージや一般的な矯正に留まりがちですが、当院では、神経への圧迫を的確に緩める技術を使用しているため、短期間での症状緩和が期待できます。

3. ホルモンバランスに合わせたケア 〜妊娠・出産期にも安心の施術〜

妊娠中や産後の女性は、ホルモンの影響で筋肉や関節が柔らかくなり、梨状筋症候群のリスクが高まります。当院では、妊娠期・産後の女性に特化した安全で効果的な施術を提供しています。特に妊婦さんには、骨盤への負担を軽減し、梨状筋の緊張を和らげるためのソフトな矯正を行い、痛みを緩和します。

また、産後は骨盤が不安定な状態が続くため、当院の骨盤ケアプログラムにより、体全体のバランスを整えることで、梨状筋症候群の予防と改善を同時に行います。

4. 女性専用のプライベートな施術環境

当院は女性専用の整骨院として、リラックスして施術を受けられる環境を提供しています。他の整骨院や整体院では、周囲の目が気になりがちな方でも、当院なら安心して施術を受けることができます。また、女性特有の悩みや不安にも丁寧に対応し、身体の状態に合わせた細やかなケアを行っています。

他の院に行ったけれど「改善しない！」と諦めかけている方は是非一度当院へご相談くださいね！