【解説！】外反母趾は年齢のせいではない！？諦めない人だけが改善できる理由とは…！

【目次】

①外反母趾は“誰にでも起こり得る症状”

②外反母趾が悪化する本当の原因｜放置が危険な理由

③外反母趾と姿勢・歩き方の意外な関係

④KIC福岡西新整骨院が外反母趾に強い理由

⑤よくある質問＜6選＞

1.外反母趾は“誰にでも起こり得る症状”

外反母趾は「ヒールを履いている女性だけの病気」「年配の方がなる症状」と思われがちですが、実際には年齢や性別に関係なく、誰にでも起こり得る足のトラブルです。

足の親指が小指側に曲がり、付け根の関節が外側に突出していく状態を外反母趾と呼びます。初期段階では、
・親指の根元が少し靴に当たる
・長時間歩くと違和感が出る
・夕方に赤くなる
といった軽い症状だけのことも多く、ほとんどの患者さんは「気のせいかな」と放置してしまいます。

しかし、外反母趾は自然に治ることはほぼありません。

少しずつ変形が進行し、靴が履けなくなる、歩くたびにズキズキ痛む、親指だけでなく、膝・腰まで不調が出るといった状態へ発展していくケースが非常に多いのです。

2.外反母趾が悪化する本当の原因｜放置が危険な理由

外反母趾の原因としてよく挙げられるのは、ヒールや先の細い靴、遺伝、足の形の問題などですが、これらはあくまできっかけにすぎません。実際に外反母趾を悪化させている一番の原因は、日常の「足の使い方のクセ」です。

多くの方は歩く際に、無意識のうちに

・足の内側ばかりに体重をかけている
・親指で地面をしっかり蹴れていない
・足指全体をうまく使えていない

といった状態になっています。

この歩き方が続くと、親指の付け根ばかりに負担が集中し、関節が外側へ押し出されるように変形していきます。やがてその形が固まってしまい、外反母趾が進行してしまうのです。

足だけをマッサージしたり、テーピングで一時的に支えたりしても、歩き方のクセが変わらなければ、

・その場では楽になってもすぐ再発する
・痛みがなかなか引かない
・変形自体が止まらない

といった状態をくり返すことになります。

つまり、外反母趾の改善には足先だけを見るのではなく、体重のかけ方や歩き方そのものを見直すことが不可欠なのです。

3.外反母趾と姿勢・歩き方の意外な関係

外反母趾と姿勢・歩き方の比較表

項目	綺麗な姿勢・歩き方	悪い姿勢・歩き方（外反母趾を招く状態）
姿勢	背筋が伸び、骨盤が安定している	猫背・反り腰で骨盤が傾いている
重心の位置	両足に均等に体重がかかる	片側や足の内側に偏って体重がかかる
脚の向き	膝とつま先が正面を向いている	脚が内向きになり、つま先が内側を向く
歩幅	適度な歩幅で安定して歩ける	歩幅が狭く、ちょこちょこ歩きになる
足の使い方	足の外側から内側へ体重移動できる	足の外側が使えず、内側だけに負担が集中
蹴り出し	親指で地面をしっかり蹴って進める	地面を蹴れず、親指の付け根で支えるだけ
足指の動き	足指すべてを使えている	足指が使えず、親指に負担が集中する
親指への負担	分散されるため負荷が少ない	親指の付け根に過剰な負担がかかる
外反母趾への影響	変形や痛みの進行を防ぐ	外反母趾を進行・悪化させる

このように、外反母趾は足だけの問題ではなく、姿勢・重心・歩行動作の乱れが重なった結果として表に現れている状態といえます。

綺麗な姿勢と正しい歩き方ができていれば、体重は足全体に分散され、親指の付け根だけに負担が集中することはありません。

一方、猫背や反り腰で重心がズレたまま歩くと、足の内側ばかりを使うクセがつき、親指の付け根を「支点」にしてしまうため、外反母趾が進行しやすい歩行パターンが完成してしまうのです。

そのため、外反母趾の根本改善には、足の施術だけでなく、姿勢・骨盤・歩き方の調整が不可欠となります。

4.KIC福岡西新整骨院が外反母趾に強い理由

KIC福岡西新整骨院が外反母趾でお悩みの患者さんから選ばれている最大の理由は、“足だけを見る施術を行っていない”点にあります。

外反母趾は、単なる足の変形ではなく、姿勢の乱れ・骨盤の歪み・股関節の可動制限・歩行動作の崩れなど、全身のバランスが複雑に関係して起こる症状です。
そのため、テーピングやマッサージ、サポーター装着など、足元への対処だけでは一時的に楽になることはあっても、根本改善や再発防止にはつながりにくいのが現実です。

KIC福岡西新整骨院では、外反母趾を「足のトラブル」ではなく、身体全体の使い方の乱れが足先に現れた結果と捉え、原因に対して多角的にアプローチいたします。

・姿勢・歩行の徹底チェック
立ち姿勢や歩き方を細かく分析し、重心の偏り、内側荷重、歩幅の狭さ、蹴り出しの弱さなどを確認します。

・骨盤・股関節のバランス調整
身体の土台となる骨盤や、歩行に大きく影響する股関節の歪み・可動制限を整え、足に余計な負担がかからない姿勢をつくります。

・足指・足首の可動域回復
固く動きづらくなっている足指や足首を丁寧に調整し、本来の蹴り出し動作ができる状態へと導きます。

・臀部・体幹の筋機能改善
歩行を支えるお尻や体幹の筋力を活性化させることで、脚の内側への倒れ込みを防ぎ、重心が自然に足全体へ分散される土台をつくります。

・正しい立ち方・歩き方の指導
施術の効果を定着させるために、患者さんお一人おひとりに合わせた立ち方・歩き方・日常動作のポイントを分かりやすくご指導いたします。